土地を購入する時のコツを見ていきます。土地には地目という用途別の種類がいくつかあり、使用用途を明確にした上で購入する場合が普通です。主な地目には宅地、田畑、山林などが多くを占めます。土地には必ず所有者があり、どんな場所でも買う場合は隣接する土地の持ち主がいます。一番問題になるのは、隣地境界線の印がはっきりしていない場合の、境界線の位置を確定する時です。擁壁や側溝など、わかりやすい目印が無い場所は街中でも多いです。ましてや田畑はあぜが境界線などの場合、年月をかけてあぜを移動して自分の田畑の面積を故意に増やしている人も多いです。人のことは信用したいものですが、こういったケースは売買する時に必ず発生します。こちらが買おうとする場所の所有者が高齢で現地確認もできないような場合は特に証人がいない分、不利です。ですから、隣地境界線の位置がはっきりした場所を買うのがひとつのコツです。
また、目的の宅地などがあっても、道路からの出入りの時にほんの数メートル他人の土地が横切っていても、今まではいいよいいよで横切って出入りしていた前の地権者の時とちがって、出入りするのに条件をつけられる場合もあります。ですので、基本ですが、道路から、ちゃんと購入予定地に出入り出来る場所で、境界がはっきりしていることがコツとなります。
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